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2023年 年頭のご挨拶
あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜りまして、誠にありがとうございました。
昨年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の猛威が和らぎつつも、ロシア・ウクライナ危機による世界経済および金融市場への大きなショックもあり、引き続き混沌とした1年になりました。一日も早い事態の終息と皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。
さて、昨年12月に公表されました税制改正大綱では、NISA(少額投資非課税制度)の抜本的拡充・恒久化が決定されました。今後、「金融経済教育推進機構(仮称)」の設立や中立的なアドバイザーの認定制度などと合わせて、個人投資家の資産形成を後押しする環境整備がより一層進むことが期待されます。
当社グループは、NISAやiDeCoを資産形成において極めて重要な制度として位置づけて注力してまいりました。2022年9月にはNISA口座数が300万口座を突破するなど、多くの個人投資家の皆さまにご利用いただくに至っております。当社は、引き続き、個人投資家の皆さまの資産形成を支援するべく、さまざまな商品・サービスの拡充に努めてまいります。
当社は「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべく、昨年は以下のような魅力ある商品・サービスの拡充を行ってまいりました。
〈商品・サービス拡充の実績〉
■ 全自動AI投資「SBIラップ」提供および投資一任サービス「SBIラップ×新生銀行」(店頭限定)の提供開始(※新生銀行のWEBサイト)
■ ポイントサービスの拡充(Tポイント、タカシマヤポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイル)
■ 新スマートフォンアプリ「SBI証券先物・オプションアプリ」提供開始
■ 「米国株式信用取引」取引開始(売建、買建、指値、成行、逆指値)
■ 個別株オプションの店頭取引「SBI株オプション」提供開始
■ SBI証券公式TikTok、Instagram開設
これらの取組みを多くのお客さまに評価いただいた結果、2022年9月にはSBIグループの証券口座数は918万口座を達成し、オンライン総合証券として圧倒的な地位を築くに至りました。これもひとえに多くのお客さまのご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。
また、当社グループは、さらなる事業基盤の拡充に向けて、シナジーが期待できる企業とのアライアンスを積極的に推進してまいりました。今後も、お客さまに満足いただけるようサービス向上に取り組んでまいります。
〈アライアンス実績〉
■ SMBCグループ
- SBIグループとSMBCグループによる包括的資本業務提携に関する基本合意及び三井住友フィナ ンシャルグループによるSBIホールディングスの第三者割当増資の引受け
- 「Vポイント投資」サービス開始
- 「三井住友カード つみたて投資」のVポイント付与率、最大5.0%への大幅引上げ
■ NTTドコモ
- dポイントがたまる「dポイントサービス」を開始
■ 島屋、タカシマヤファイナンシャルパートナーズ
- タカシマヤのポイントがお買物でも投資でもたまる・使える「タカシマヤのポイント投資」サービス開始
■ 東急カード
- 東急カードでのクレジットカード投信積立サービス「クレカつみたて」開始
■ JAL
- 「JALのマイル」積算の開始
■ UCS
- UCSカードでのクレジットカード投信積立サービス「UCSつみたて投資」開始
当社は、本年も「顧客中心主義」の経営理念のもと、全社一丸となってお客さまの最善の利益を追求し、皆さまの資産形成のお役に立てるよう、さまざまな環境変化に柔軟に対応しつつ最適な金融サービスの提供に努めてまいります。今後とも末永くご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
本年が皆さまにとって幸多き年となることを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
令和5年 元旦
株式会社SBI証券
代表取締役社長